HAT TRICK ハットトリック ブラジル共和国での新生活。

http://www.harasspringfield.com.br


2017年6月、サッカー大国・ブラジル共和国 パラナにある、Haras Spring Field(スプリングフィールド)に、一頭の、サンデーサイレンスの後継産駒がやって来たのです。

名前は、HAT  TRICK ハットトリック。

ハットトリックとは、イギリス語のサッカー用語で、1試合で、1選手が、3得点以上を挙げることの意味です。

北海道・勇払郡・追分町(現・安平町)の追分ファーム生産の青鹿毛馬である、HAT TRICK ハットトリックは、トリッキーコードの2001が血統名の馬です。

今年の5月中旬まで、アメリカ合衆国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクの GAINESWAY FARM(ゲインズウェイファーム)にて、繋養生活を送っていた、HAT  TRICK ハットトリックは、2004年 中央競馬にデビュー (有)キャロットファームの所有馬として、21戦8勝の成績を残しており、マイルチャンピオンシップ・キャセイパシフィック香港マイルなど、日本・香港のG1競争を制覇するなど活躍しました。

2007年6月・シャトル種牡馬として、アメリカ合衆国に輸入されWalmac Farm LLC(ウォルマックファーム)を拠点に、オーストラリア・インディペンデンススタリオンズ アルゼンチン・Haras El Marin(エルマリン牧場)で、半年間・シャトル種牡馬として繋養され、2011年・牡10歳になった時に、同じくアメリカ合衆国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、お隣のゲインズウェイファームに移り、2012年~2013年の種牡馬シーズンから長く、繋養生活を送って来ました。

2017年~2018年の種牡馬シーズン中の、5月中旬・ブラジル共和国にある、Haras Springfield(スプリングフィールド)・Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラ) 両牧場から、HAT TRICK ハットトリックを、新繋養馬としてスタッドインしてほしいというオファーが、GAINESWAY FARM(ゲインズウェイファーム)にあり、それに、GAINESWAY FARM(ゲインズウェイファーム)も仰天するように応じることになり、協議した結果、HAT TRICK ハットトリックを、Haras Spring Field(スプリングフィールド)・Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラ)の、両牧場に売却・譲渡することになり、2011年の11月に来て以来、長く繋養生活を過ごした、ハットトリックは、ゲインズウェイファームを後にしました、前日まで、出国検疫検査を受けた、HAT TRICK(ハットトリック)は、アントニー・ペック氏以下、GAINESWAY FARM(ゲインズウェイファーム)のスタッフに見送られて、馬運車で、ゲインズウェイファームを後にし、2008年のスタッドイン以来2011年まで繋養生活を送って来た、Walmac Farm LLC(ウォルマックファーム)を見ながら、ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクを後に、ブルーグラス空港に移動、ストールに載せ替えられた、HAT TRICK(ハットトリック)は、ストールごと、飛行機に積み込まれて、同空港発の飛行機でブラジル共和国にむけて離陸、2007年にシャトル種牡馬として、輸入されて以来、長く繋養生活を過ごした、アメリカ合衆国を後にしました。

HAT TRICK(ハットトリック)の乗った飛行機は、サッカー大国・ブラジル共和国の空港に降り立ち、飛行機からおろしたストールを後に、馬運車に積み替えました。

HAT TRICK(ハットトリック)は、長い道のりの末、新繋養先になる、パラナのHaras Spring Field(スプリングフィールド)に到着し、馬運車を降りました。

イギリス語のサッカー用語で、1試合で1選手が3得点以上を挙げることの意味の、HAT TRICK(ハットトリック)は、サッカー大国・ブラジル共和国・パラナの、Haras Spring Field(スプリングフィールド)の種牡馬厩舎に入る前、着地検疫検査を受けた後、同場の種牡馬厩舎内にある、新しい馬房に入り、長旅の疲れを癒していました。

6月・HAT TRICK(ハットトリック)の導入記念レセプションに、HAT TRICK(ハットトリック)は、参加し、ブラジル共和国繋養種牡馬として初お目得えした、HAT TRICK(ハットトリック)と種付けしようと、同国のブリーダー達は、HAT TRICK(ハットトリック)を見に行っていました、もちろん、HAT TRICK(ハットトリック)の、導入牧場の1つ、Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラ)の関係者も来ていて、同場のブリーダー達の心構えを身に着けていました。

HAT TRICK(ハットトリック)は、翌日から、ブラジル共和国繋養種牡馬として、Haras Spring Field(スプリングフィールド)・Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラ)の、両牧場で繋養生活を開始しました。

HAT TRICK「ブルルルルルルルル。」
HAT TRICK「ヒュヒュヒュ~ン。」
HAT TRICK「ブルルルルルルルル。」
Haras Springfieldのスタッフに連れられて、HAT TRICK(ハットトリック)は、同場の放牧場に連れていかれては、手綱を離していました。

HAT TRICK「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュ~ン。」

HAT TRICK「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

HAT TRICK「パカッ。」

HAT TRICK「ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュ~ン。」

HAT TRICK「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」

HAT TRICK「ブルルルルルルルルㇽ。」

ハットトリックは、初めて見る、ブラジルの空を見ては、高い声でいなないては、故郷を想い出していました。
HAT TRICK「ウ~~~~~~~!」
HAT TRICK「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。」

ハットトリックは、大きい緑色の💩(うんち)を落としては体を整えていました。

HAT TRICK「ニョロニョロニョロニョロ。」

HAT TRICK「バシャ~~~~~~~~!」

ハットトリックは、大きいおしっこ(尿)を出していました。

HAT TRICK「ふり、ふり、ふり。」

ハットトリックは、青鹿毛の尻尾をふっては、ブラジル・パラナの大地をたくましい蹄で蹴っていく馬です。

2017年から、ブラジル共和国のHaras Spring Field(スプリングフィールド)・Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラ)の、両牧場で、シャトル種牡馬として、新繋養生活を開始した、マイラーチャンピオンホース・ハットトリック(HAT TRICK) 牡・17歳になった現在も、サンデーサイレンスを父に持つ、サンデーサイレンス後継種牡馬の1頭として、今後のさらなる活躍を期待したいと想い、願っております。

HAT TRICK「ブルルルルルルルル、フ~!」
(追記)
2017年から、ブラジル共和国・パラナ州・パラナのHaras Spring Field(スプリングフィールド)・Haras Santa Rita Da Serra(サンタ・リタ・ダ・セーラー)の、両牧場で、シャトル種牡馬として新繋養生活を送り、繋養されてきた、マイラーチャンピオンホース・ハットトリック(HAT TRICK)が、2020年8月3日(日本時間・8月4日) ブラジル共和国・パラナ州・パラナのHaras Spring Field(ハラス スプリングフィールド)で3年目のシャトル種牡馬としての種付け生活を開始している最中であり、種付け交配後に牡・19歳で急死した事が判明しました。
2001年4月26日生まれで、北海道・勇払郡・追分町(現・安平町)・追分向陽1233-1の追分ファーム生産の日本産馬であり、最優秀短距離馬にも選出された、サンデーサイレンスの後継産駒の1頭で、トリッキーコードの仔の青鹿毛の馬であって、トリッキーコードの2001が血統名であった、マイラーチャンピオンホース・HAT TRICK=ハットトリック(イギリス語のサッカー用語で1選手が1試合で3得点以上を挙げることの意味。)の急死は、日本の競馬ファンだけでは無く、世界に広がったサンデーサイレンスの後継産駒の1頭だけに衝撃を与えたのです。

マイラーチャンピオンホース ハットトリック(HAT TRICK)のご冥福をお祈りすると共に、心からお悔やみ申し上げます。






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