SUNDAY BREAK=サンデーブレイク 3

(2015年から、Haras Du Lionで、繋養生活を送る、サンデーブレイ
ク)


















2004年の春、アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、GAINESWAYFARM(ゲインズウェイファーム)で、種牡馬として、スタッドインした、SUNDAY BREAK=サンデーブレイクは、初年度から、ネヴァーオンサンデー・サンデーゲイシャなどの産駒を、輩出しました。

この年は、2003年に競走馬を引退した、サンデーサイレンスと、グレートクリスティーヌの仔である、BELIEVE=ビリーヴ(イギリス語でで、信念という意味。)も、繁殖牝馬として、同じケンタッキー州・レキシントン近郊・ミッドウェイにある、レーンズエンドファーム・オークリースタッドで繋養生活を送るため、渡米し、同場で、繋養生活を開始しました。



SUNDAY BREAK=ヒヒ~ン。

ノースヒルズマネジメント(現・ノースヒルズ)の生産馬で、アメリカ・NTRAで競争生活を送った、サンデーブレイクも、大きい雄たけびを鳴らしては、放牧場へ行き、放牧生活を始めました。


SUNDAY BREAK=パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。

SUNDAY BREAK=パカッ。

SUNDAY BREAK=ブルルルルルルル。

SUNDAY BREAK=ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン。


SUNDAY BREAK=ウ~~~!

SUNDAY BREAK=ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。

サンデーブレイクは、大きくて緑色の💩(うんち)を出してやりました。

SUNDAY BREAK=ニョロ、ニョロ、ニョロ。

SUNDAY BREAK=バシャ――――!


サンデーブレイクは、大きい尿(おしっこ)を出していました。

遠い、北海道・新冠の大地で生まれ、育まれた、サンデーブレイク、気持ちいいおしっこをだしては、過ごしていました。

その後、サンデーブレイクは、2006年まで、GAINESWAYFARM(ゲインズウェイファームで繋養生活を送り、2007年の種牡馬シーズンからは、お隣のWALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)に移り、繋養を続けました。


その後、2008年からは、同じ日本産馬の1頭で、サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔である、HAT TRICK=ハットトリックが、WALMAC FARM LLC(ウォルマックファーム)を拠点として、シャトル種牡馬生活を送るため、日本から輸入・渡航されて、同ファームに来ており、それ以来、サンデーブレイクは、予備種牡馬になって過ごしておりました。

フォーティーナイナーと、キャットクイルの仔で、キャットクイルの1999が血統名であり、アメリカ・ケンタッキー州で最も多く種付る馬になった、サンデーブレイクですが、ネヴァーオンサンデーの競走馬としての活躍が評判となるなど活躍の高い種牡馬になった事を聞きつけた、フランスの競走馬生産牧場・Haras DeGrandcamp(グランカン牧場)から、新種牡馬として繋養生活を送ってほしいという、オファーが来ており、それに応じる形で、サンデーブレイクは、フランスに種牡馬として繋養生活を送る馬になっている馬になっているとはいえ、渡航の上、繋養生活を送ることになり、ウォルマックファームで出国・検疫検査を受けた後、同ファームを後に、ブルーグラス空港に馬運車で移動、同空港発の飛行機に、ストールごと乗せられた、サンデーブレイクは、2001年の1歳の時に来て以来、長く生活を送った、アメリカ合衆国を後に、フランス共和国へ輸出され、離れて行きました。

フランス共和国で、種牡馬として繋養生活を送るとはいえ、新天地での繋養をする、サンデーブレイクの生活を辿ります。


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