ジェンティルドンナ(7)

ジェンティルドンナとは、イタリア語で貴婦人という意味、貴婦人のように、大きな活躍を見せてくれる馬になってほしいという願いが込められている、ディープインパクトとドナブリーニの仔、ドナブリーニの2009が血統名の、牝のサラブレッド、それがジェンティルドンナです。

ジェンティルドンナ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン、ブルルルルルルルルル。」

2014年・ジェンティルドンナは、牝・5歳のサラブレッドに育ちました。

ジェンティルドンナは、北海道の大地に育てられた、鹿毛のサラブレッド、それがジェンティルドンナです。

ジェンティルドンナが、牝・5歳となり、いよいよ、競走馬としての活躍も、最後の段階に来ていました。

2月16日・京都競馬場で行われた、京都記念にジェンティルドンナが出走しましたが、デスペラード・の6着に終わりました。

3月29日に行われた、ドバイワールドカップ・シーマクラシックの招待状が、ドバイジョッキークラブから来たので、受諾の上、出走することになり、出国検疫検査を受けた、ジェンティルドンナは、同レースに出走する、デニムアンドルビーと共に、関西空港発の飛行機でドバイ・シャルジャ空港にむかい、渡航しました。

シャルジャ空港に到着した、ジェンティルドンナは、デニムアンドルビーと共にナドアルシバ競馬場に行き、ここで着地検査を受けた後、調整に汗を流していました。

3月29日・ドバイワールドカップ・シーマクラシックが行われ、昨年2着のジェンティルドンナ(イタリア語で貴婦人という意味。)と、デニムアンドルビーの2頭が日本から参戦しており、ゲートインしました。

スタートと同時に、2014 ドバイワールドカップ・シーマクラシックが切って落とされましたが、ジェンティルドンナも、進めるように走り出しました。

ジェンティルドンナは、2番人気に支持されての出走で、昨年は2着と惜しかったようですが、今度こそはと出走させました。

直線コースを先頭に立っていた、シュリュスデゼーグル(日本にも、ジャパンカップに参戦する為、遠征したことがある。)をかわして、先頭にたったジェンティルドンナは、そのままゴール板を通過しました。

ジェンティルドンナは、ドバイワールドカップ・シーマクラシックを、初めて制覇しました。


ドバイ・メイダン競馬場で、昨年の雪辱を果たし、見事に、ドバイワールドカップ・シーマクラシック馬に輝いて、勝利の喜びをかみしめた、ディープインパクトとドナブリーニの仔、それがジェンティルドンナです。

ジェンティルドンナ「ヒュヒュヒュヒュヒュ~ン!」

(その8へ。)





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