スティンガー サンデーサイレンスとレガシーオブストレングスの子として生まれた牝馬。

1996年5月15日に北海道・千歳市の、社台ファームで生産された、鹿毛のおてんばの女の子の馬、スティンガーは、サンデーサイレンスとレガシーオブストレングスの子として生産された、かわいいサラブレッドです。

スティンガー「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

スティンガー「パカッ。」

スティンガー 「ヒヒ~ン、ブルルルル。」

スティンガーとは、英語で針・刺す動物のこと、カクテル名でもあり、ブランデーと、ホワイト・ペパーミントをステアしたもので、1967年(昭和42年)・アメリカ・ニューヨークのコロナ・レストランで生まれた、食後酒の名前でもある馬です。

1998年・2歳になった時に、レガシーオブストレングスの1996からシフトチェンジした、スティンガーは、3月に行われた、産地馬体検査を受検、同時に、美浦・藤沢和雄厩舎と預託契約をかわし、2003年3月27日付で登録を抹消するまで、競走馬生活を送りました。

1998年11月8日の サラ系3歳新馬戦(現・メイクデビュー 東京競馬場)で、スティンガーはデビューしました。

スティンガーは、2着のハートブレイクヒルを抑えて、初勝利を挙げました。

スティンガー「ヒヒ~ン!」

スティンガーは、大きいいななきで、勝利しました。

1998年11月29日に東京競馬場で行われた赤松賞は、スティンガーにとって2戦目、相手が、アーミージャー産駒のステファニーチャンなど、牝馬だけのレースだけに、1番人気にこたえられるのか、注目されたレースになりました。

ゴール前でステファニーチャンなどを振り切って1着になったスティンガーは、2勝目を挙げるに至りました。

同年の12月6日・阪神競馬場で行われた、阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイリーズフィリーズ)は、3戦目のスティンガーにとって初の遠征競馬となり、栗東トレーニングセンターの出張厩舎にも入厩させての滞在競馬をしました。

相手が、外国産馬のエイシンレマーズの他、同じサンデーサイレンス産駒の、エイシンルーデンスなど、豪華な東西の牝馬たちがそろいました。

ジョッキーも、横山典弘騎手が騎乗しての参戦となりました。

スティンガーは、2着のエイシンレマーズ以下を抑えて1着となり、3歳女王に輝きました。

(その2へ。)

コメント

このブログの人気の投稿

女傑・ウオッカ 繁殖牝馬として繋養生活を送る、牝馬のサラブレッド。

ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス(6月26日・東京競馬場・11レース)

ヘニール イギリス産のサラブレッドで日本に来た鹿毛のサラブレッド(6)